化粧水をたっぷりつけているのに乾燥してしまう理由

おうちケアの限界をプロにゆだねる
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40歳からのアンチストレスフェイスづくり

国立市フェイシャル専門サロン
美の造形エステティシャン　藤村美里です

何故化粧水をたっぷりつけているのに

乾燥してしまうのか？

こんな風に思ったことはありませんか？

理由はいくつかあります。

皮膚の仕組みを知れば

簡単に理解できます。

まず、

皮膚にはバリア機能という

身体を守る大切な働きがあります。

外部からの刺激や異物の侵入を防ぎ

内部から水分が蒸散し、乾燥するのを

防いでいます。

外気の湿度が低くても

肌の水分がなくなって

カラカラに乾燥しないのも、

お風呂に入って

身体の中に水がジャブジャブ入ってこないのも

このバリア機能が働いているからです。

このバリア機能に重要な役割を果たしているのが

汗と皮脂が混ざり合ってできた

皮膚の表面を覆っている

弱酸性の薄い皮脂膜と

皮膚の1番表面の厚さたったの

０．０２㎜の

死滅細胞でできた角質層です。

もし、

皮膚から体内に簡単になんでもかんでも

浸透するとしたら、

ウイルスや細菌などの異物が

簡単に侵入できてしまったら、

身体は危険にさらされてしまいますよね。

なので

このバリア機能を突破する事ができるものは

かなり条件がそろった特定の薬品でない限りは

ありません。

そうでなければ困りますよね。

化粧品が肌の奥まで浸透する

というのも

角質層までで

角質層を越えて

成分が浸透するわけではありません。

化粧水を

必要以上にたっぷりつけたとしても

皮膚は必要以上の水分を

吸収するわけではありません。

長時間お風呂に浸かっていると

角質層が水分を含みすぎて

しわしわにふやける事がありますが、

これは

バリア機能が弱まった

良い状態ではありません。

この状態を

潤っている、と思う人も

いないですよね。

化粧水は

つけすぎても意味がなく

さらに

化粧水だけをつけっぱなしにすれば

すぐに蒸発してしまい、

その時肌内部の水分も一緒に奪ってしまうため

余計に乾燥してしまいます。

え？じゃあ

化粧水たっぷりつけてもだめなら

どうすればいいの？

と思いますよね。

では

冬でも乾燥しらずの肌でいるためには

どうすればいいの？

ということを

次回お伝えします。

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